13巻突入してます(笑)
とある魔術の禁書目録(インデックス)〈10〉 (電撃文庫)
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ﾌﾟﾁﾚﾋﾞｭｰ
前作(九巻)には"つづく"とも何とも無かったのですが学園都市の大覇星祭の影で行われる"刺突杭剣(ｽﾀﾌﾞｿｰﾄﾞ)"の取引が実は"使徒十字(ｸﾛｰﾁｪﾃﾞｨﾋﾟｴﾄﾛ)"を巡るものだった・・・といったところで終っていますし実際何も解決していなかったので間違いなく後編です。(笑)
そもそもいきなり第五章から始まってるし。(爆)
"運び屋"の魔術師｢追跡封じ(ﾙｰﾄﾃﾞｨｽﾀｰﾌﾞ)｣オリアナ=トムソンと雇い主の｢告解の火曜(ﾏﾙﾃﾞｨｸﾞﾗ)｣リドヴィア＝ロレツェッティ(ﾛｰﾏ正教)の行方を追う上条当麻(高校生)と土御門元春(高校生/？)とステイル=マグヌス(ｲｷﾞﾘｽ清教)。
学園都市ひいては世界の危機を阻止せんと追跡を続けるのですがオリアナを追い詰めた直接対決で万事休すかと逆に追い詰められる事になります。
オリアナと上条の遣り取りでふと思ったのは西洋的(宗教？)思想と日本的(東洋？)思想のぶつかり合いかなと感じました。
大多数の善悪なんて単純にｺｲﾝの裏表でしかないのかも知れません。
例の如く面倒事に巻き込まれている上条ですが彼の行動理念はきっと単純で魔術ｻｲﾄﾞや科学ｻｲﾄﾞといった拘りは一切ありません。
その無頓着さ故にそれぞれの思惑含みで彼を利用しようと考えるのでしょうがそれでも彼は行動し少しずつ周囲を変えているのです。
幻想殺しの右手(ｲﾏｼﾞﾝﾌﾞﾚｲｶｰ)があるからではなく思い遣りの心の下に。
それにしても長い一日でした。(笑)
L(^^).O(^^).V(^^).E(^^)
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